「プロダクトデザイン学科施設紹介」
担当:戸田さん(プロダクトデザイン学科アシスタント)
取材日:2014/8/21
【金属加工と先端加工】
京都精華大学デザイン学部には、各学年の実習室以外にも様々な施設があります。
前回は戸田さんに『プロダクト学科木工室』などを紹介して頂きましたが、今回は『金属加工室』と『先端加工室』になります。
まずは『金属加工室』。
木工室は木材加工をする施設ですが、金属加工室はその名の通り金属の加工施設です。
金属を切る、ヤスる、曲げる、接着する、基本的な加工を行えます。
以前、金属を使ったインテリア制作の授業をお届けしたこともあります。
授業では教員の方が接着の加工を行っていますが、日頃の制作では助手の戸田さんが行っているそうです。
例えば、こちらの机の接着面。
身近にある金属製品を見ても分かるかと思います。
金属の加工は気をつけることが多いですが、加工できれば作品の幅が広がります。
学生の中には自転車を作った人もいるとのこと。
戸田さんからも「どの作業でも怪我には気をつけること!」とコメントを頂きました。
続いて、先端加工室。
こちらの施設では、レーザーカットや3Dプリントが行えます。
多くの学生が使えるよう、比較的安価なモノをいくつか用意しています。
3Dモデリングに興味のある学生や、モックの制作に使っています。
また、版を掘り出すような機材もあります。
先端加工室は、講習を受けた学生ならば使うことが可能。
授業作品などで多く活用されるこれらの施設。
今後合評が増えますので、作品に注目していきます。