「プロダクトデザイン学科ライフクリエイションコース展示」
担当教員:米本昌史
開講学科・コース:プロダクトデザイン学科ライフクリエイションコース
2015年4月21日(火)から26日(日)の6日間、京都精華大学のサテライトスペース『kara-S』にて、プロダクトデザイン学科ライフクリエイションコースによる展示『ふくさめるかたち』が開催されています。
袱紗を中心とした和雑貨製品の製造販売を行っている『株式会社清原』さんとの産学連携プロジェクトが、昨年度後期にありました。課題は「伝統的な袱紗を現在の暮らしの中でいかに表現できるか」伝統と私たちの暮らしの関係をデザインするもの。
学生はそれぞれ袱紗を通して見えてくる「ふくさめるかたち」の在り方を提案します。
袱紗を見るのは、お祝いごとやお悔やみごとの際に持参する金封を包む時。
袱紗に出会う場面が少ないため若者には、あまり馴染みのない物となっています。
そこで、お年玉を包む袱紗の提案。機能としては、現在とあまり変わりがありませんが、使う機会が多くなり、袱紗を知ってもらえる。またお年玉を貰う側も大切に包まれたお金を大事に使うのではないでしょうか、
こちらはお守りを包む袱紗。
縁起物であるお守りを、袱紗に包み込むことで更に大切に扱います。
より良い縁起を呼んでくれそうです。
お野菜などの近所へのおすそ分け。カジュアルな場でありながら立派な贈答のシーンなのに、新聞紙や紙袋などで簡易的に済ましがちです。袱紗を使うことで、贈答のシーンがより際立ち、“おすそ分け”文化を見なおすことができます。
この他にも29点もの作品がズラリと展示されています。
『kara-S』まで、ぜひお越しください!
【期間】2015年4月21日(火)〜26日(日)
【時間】11:00〜20:00 (※最終日は18:00まで)
【場所】kara-Sギャラリースペース
【出展】京都精華大学ライフクリエイションコース1年生24名-全29作品