こんにちは。編集部です。
先日、東京で開催されている「TOKYO DESIGNERS WEEK2013」へ出張取材へ行って参りました。
これは、毎年秋に東京で開催されているデザイン & アートイベントです。
企業の出展ブースや、Webサービスやアプリケーション……企画は様々です。
京都精華大学からはデザイン学部よりプロダクトデザイン学科・建築学科が「ASIA AWARD」の展示で参加しております。
前編ではプロダクトデザイン学科の展示の様子をお届けします。
プロダクトデザイン学科は室内にて展示が行なわれていました。
京都精華大学プロダクトデザイン学科からは「HELLO FUTURE」をテーマに2つの作品が展示されていました。
写真右にある白い作品が「ミヒラ」、左にある緑のが「トピアリー」という作品です。
「ミヒラ」は、未来の始まりは何処かという事に着目し、それを「明日」に設定した作品だそうです。「明日」という身近な未来の始まりに意識を向けさせる事で、未来に対しての一つのアクションを試みています。
このミヒラという作品は、決まった時間になると小さな扉の中が光り、影を落とし、また音を鳴らします。これらは「明日」の始まりである「朝」をイメージして作られています。「未来の始まり」とは一体いつなのか?普段はあまり考えないような疑問を見つけるような作品となっていました。
「トピアリー」は、 様々な人々が各々の判断で作り出して行く自分の未来「皆の未来」を、造園技法からアイディアをもらい、形にしている作品です。
この作品は造園技法の一つで、木々を動物などに見立てる技から着想を得ています。大小さまざまな葉っぱや枝を本体にさして行き、その時々 で違った完成を向かえます。作品に触れる人の一瞬の選択によって、この作品の未来は、私達の未来と同様に常に変化して行くことを表現した作品になっています。
葉っぱの色も4色あり、差し込んで光る時の気持よさがこの作品にはありました。
また、作品だけではなくブースのデザインにもメッセージが込められているそうです。自分自身が素晴らしいと感じたもの、美しいと思ったものを、未来に対して伝えたい事、伝えなければいけない事が有るのではないかという事を考えたそうです。
今回、学んでいる街で出会った素晴らしいと感じた物をモチーフにブースデザインを行っているということで、京都がモチーフになっています!枯山水のような波紋が広がっています。
編集部がちょっと目を話したスキにすごい人数!
TOKYO DESINERA WEEKのイベント自体が人が多くさすが東京っと思いましたが、京都精華大学のブースにも人が多く感動です。
トピアリーは皆に触られ、ほとんどのパーツがさされていました(笑)
人に参加してもらって完成する作品は、参加してもらえることが嬉しいですよね。
次回はこちらも大盛況だった建築学科の様子をお届けしたいと思います!