プロダクトデザイン学科とリモージュ国立高等美術工芸学校との交流プログラム。
この日は、ワークショップで制作した作品の学内発表が行われました。
学生たちはチームごとで、ベニヤ板を使った椅子を制作していました。
それぞれの椅子にはコンセプトがあり、構造など工夫を凝らして制作されていて、
「よく思いつきましたねぇ」と、先生が関心するものもありました。
例えばこちらは、木で柔らかさを出すというテーマで作られた椅子。
背もたれの部分にはたくさんの切れ込みが入っていて、硬いベニヤ板もこんなに柔らかさを持たせることができます。
こちらは、普通の一人用の椅子に見えますが…
背もたれを水平に倒すことで、2人掛けの椅子になりました。
画期的なアイデアに、先生方も驚かれていました。
そしてこちらは、3つの曲面が興味深い椅子。
背もたれの部分は、切り込みをたくさん入れることにより、綺麗に曲げることができたそうです。
ベニヤ板の硬さを感じない曲面ですね。
会議室で使えるように作られていて、複数の椅子をいくつも上に重ねられるようになっています。
週末は学外で公開プレゼンテーションがあります。
今回の発表を受けて、もっと上手く作品の魅力が伝えられるようになればいいですね!