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Channel: 京都精華大学デザイン学部 »学科の出来事
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【フランスの学生さんと公開プレゼン!@ヴィラ九条山】

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プロダクト学科が行っていた、リモージュ国立高等美術工芸学校との交流プログラム。
この日は、蹴上駅にあるヴィラ九条山というところで、ワークショップで制作した作品の公開プレゼンテーションを行いました。

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今回のワークショップでは、リモージュ国立高等美術工芸学校デザイン学科4年生と、京都精華大学プロダクトデザイン学科1〜4年生が、チームに分かれて制作をしました。
テーマは「ベニヤ板を使って作る椅子」

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着想から制作完成まで5日間。
お互い、慣れない英語や身振り手振りで意思疎通をしていたそうですが、作業が進むにつれて、チームの中でオリジナルの言葉が生まれたりしたそうです。

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一人掛けから二人掛けにできる椅子や、解体できる椅子など、面白いアイデアのものがたくさんできました。

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こちらは、背もたれを変えられる椅子。

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こちらは、座る部分の角度を変えられる椅子だそうです。

背もたれに切り込みをたくさん入れて、硬いベニヤ板に柔らかさを与えたり、
なるべく少ない木材で制作できるように、設計を工夫したりなど、どれも個性にあふれた椅子となっていました。

最後に、佐藤守弘先生が感想をお話しされていました。

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「椅子の形は『人の体はこういう形であるべき』という考え方が表れていて、その考え方は国によって違うんです。
今回のワークショップでは、フランスの学生と日本の学生それぞれの考え方が表れていて面白かったです。」

違う国の文化を持つ人たちで、1つの椅子を作り上げるということは、確かにとても興味深いですね。
またこれからも、こういった取り組みは続けていきたいと両学校の先生方は仰っていました。

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フランスと日本、ふたつの国の文化をすり合わせて制作されたものは、とても素晴らしく、有意義な作品となったと思います。


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